分析日誌analysis diary
出石辰鼓楼の初号機・2号機を兵庫県姫路市にある兵庫県立大学工学部へ輸送。
その後の分析や進捗状況を日誌形式で更新していきます。
2024.02.05 記載:永瀬(県大)
■オンサイト会議@兵庫県立大学 豊岡ジオ・コウノトリキャンパス
兵庫県立大学 豊岡ジオ・コウノトリキャンパスにて、これまで収集した機械時計に関する資料に関する検討を行いました。
関係者:中井(県大)、永瀬(県大)
2024.02.05 記載:永瀬(県大)
■WEBサイトを公開しました
情報公開分析(フルオープン・ネットワーク分析)の中核となるWEBサイトを公開しました。
関係者:井関(県大)、永瀬(県大)
2024.01.30 記載:永瀬(県大)
■オンサイト会議@兵庫県立工業技術センター
兵庫県立工業技術センターにて、柏井博士(兵庫県立工業技術センター)と初号機歯車のレプリカ作製・歯車の三次元モデルの構築、特徴的な歯車に関する教材について検討を行った。山下氏(兵庫県立工業技術センター)と、金属試料の電子顕微鏡遠隔観察に関する検討を行った。
関係者:柏井(兵庫県立工業技術センター)、山下(兵庫県立工業技術センター)、永瀬(県大)
2024.01.21 記載:永瀬(県大)
■部品写真の追加、部品 – 32
2号機の上に置かれていた部品(部品 – 32)の写真を掲載しました。
2024.01.20 記載:永瀬(県大)
■データ更新、機械時計の輸送, 出石から姫路へ(2023.09.15)
機械時計の輸送, 出石から姫路への写真を更新しました。
2024.01.18 記載:永瀬(県大)
■調査報告, 中嶋先生(NIRO)より, 初号機3Dモデル
中嶋先生(NIRO)より、初号機の構造モデルに関する報告があった。
構造モデルの内容
https://shinkoro-pj.net/storage/792/
構造モデルのファイル(stlファイル、Windowsのソフト「ペイント 3D」「Print 3D」「3D Viewer」などでも確認可能)
https://shinkoro-pj.net/storage/794/
関係者:中嶋(NIRO)
2024.01.15 記載:永瀬(県大)
■機械時計調査・初号機の寸法測定(学生)
県立大学生を中心に、初号機の寸法測定を行った。
関係者:迫田(県大学生)、中嶋(NIRO)
2024.01.10 記載:永瀬(県大)
■オンライン会議(兵庫県立大学)
機械時計の情報を公開して分析を進める「情報公開分析」、さらに情報公開分析を兵庫県各地の調査委員を結ぶことで実現する「フルオープン・ネットワーク分析」、ここに「教育」の概念を組み合わせていくための方法の中核となるWEBデザインの検討を行った。
関係者:井関(県大)、永瀬(県大)
2023.12.18 記載:永瀬(県大)
■機械時計の調査(姫路)
兵庫県立大学・姫路工学キャンパスにて、時枝健太郎 主任研究員(和歌山県工業技術センター)により機械時計の初号機・二号機の見学・調査が行われた。
和歌山県工業技術センター https://www.wakayama-kg.jp/
関係者:時枝(和歌山県工業技術センター)
2023.12.15 記載:永瀬(県大)
■機械時計調査・初号機の歯車の調査(学生)
県立大学生を中心に、初号機の歯車の歯の数の調査を行った。
関係者:迫田(県大学生)
2023.12.14 記載:永瀬(県大)
■調査報告, 中嶋先生(NIRO)より
計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会SI2023(朱鷺メッセ・新潟県)にて情報収集。新潟ハイカラ文庫・笹川様より下記のコメント:「京屋組の水野伊和造が、ファーブルブランドが輸入した、スイス国境に近いフランスで作られたモービエクロックの機械を全国に売ったので、日本全国の塔時計に改造流用されたことは間違いない。しかし、出石1号機は、他のモービエクロックに比べ、サイズが大きいので、輸入品を真似して自製した可能性がある。」
関係者:中嶋(NIRO)
2023.12.14 記載:永瀬(県大)
■オンサイト会議@明石市立天文科学館
明石市立天文科学館にて、井上館長(明石市立天文科学館)と永瀬博士(兵庫県立大学)が機械時計分析に関する相談、特に2号機の取り扱いについての相談を行った。
明石市立天文科学館 https://www.am12.jp/
関係者:井上(明石市立天文科学館)
2023.12.13 記載:永瀬(県大)
■機械時計の調査(姫路)
兵庫県立大学・姫路工学キャンパスにて、奥田孝一 博士(但馬技術大学校)が、機械時計の初号機・二号機の調査。初号機の歯車の形状、加工精度などを調査。
兵庫県立但馬技術大学校 https://www.tajima.ac.jp/
関係者:奥田(但馬技術大学校)
2023.12.11 記載:永瀬(県大)
■機械時計調査・初号機の寸法測定(学生)
県立大学生を中心に、初号機の寸法測定を行った。
関係者:迫田(県大学生)
2023.12.09 記載:永瀬(県大)
■調査報告, 中嶋先生(NIRO)より
TIMEKEEPER 古時計どっとコムサイトの管理者より古い時計塔についての情報提供があった。
TIMEKEEPER 古時計どっとコム http://www.kodokei.com/
関係者:中嶋(NIRO)
2023.12.07 記載:永瀬(県大)
■調査報告, 中嶋先生(NIRO)より
大阪造幣局における機械時計の取材。現地での装置確認により、公開されている写真では気付かなかった振子があったこと、歯車の歯形が出石1号機に似ていたことなどを確認。この取材により、振子があっても十分、国産の可能性があると考えられた。
関係者:中嶋(NIRO)
2023.12.04 記載:永瀬(県大)
■オンライン会議(兵庫県立大学)
WEBサイトのデザインに関する相談を行った。
関係者:井関(県大)、永瀬(県大)
2023.12.04 記載:永瀬(県大)
■オンライン会議(兵庫県立大学、芸術文化観光専門職大学)
機械時計分析に関する打ち合わせ。機械時計の調査結果をWEBサイトにて公開するが、このWEBサイトはアカデミックな情報のみを予定している、WEBサイトを利用した地域振興などは芸術文化観光専門職大学などで具体的な方法を考えていく事などの相談を行った。
関係者:永瀬(県大)、塩川(芸術文化観光専門職大学)
2023.11.30 記載:永瀬(県大)
■調査報告, 中嶋先生(NIRO)より
セイコーミュージアム銀座にて機械時計の情報収集。主な内容は下記:① 出石・機械時計初号機が作られた時代、日本では和時計の歯車の歯形に似た歯車が作られており、その後の時代も作られていた。しかし、同じような歯形の歯車が近い時代のヨーロッパでも作られていた。その結果、歯形では、国産/輸入は判定できない。② 出石・機械時計初号機の構造は、同時代のヨーロッパの振り子時計と比べると、和時計の構造に近い。③ 出石・機械時計初号機の3年前に国産で作られた造幣局の機械時計は、公開されている写真で見る限り、振子はない。一方で、出石の機械時計の部品には、振り子と考えられる部品が存在している。振り子が重要なパーツになる可能性がある。
関係者:中嶋(NIRO)
2023.11.28 記載:永瀬(県大)
■機械時計分析, 写真整理(装置の搬出・搬入作業)
県立大学生を中心に、2023.09.15の機械時計の出石からの搬出、姫路への搬入に関する写真資料の整理とまとめを行った。
関係者:迫田(県大学生)