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分析日誌analysis diary

出石辰鼓楼の初号機・2号機を兵庫県姫路市にある兵庫県立大学工学部へ輸送。
その後の分析や進捗状況を日誌形式で更新していきます。

2023.08.24  記載:永瀬(県大)

■調査報告, 中嶋先生(NIRO)より

機械学会論文(上田昭夫,渡邉淳,宮嵜美弥子,久保愛三,松岡裕明, 日本機械学会論文集, 83, 847, 1-19, (2017)., DOI: 10.1299/transjsme.16-00295])のFIG.10やFig.17に和時計の歯車の写真が出てきます。これをサンTVのビデオにウルル歯車と比較しますと、歯形がそっくりです。時計の歯車の歯形は、一般の産業用の歯車の歯形、インボリュートとは違うそうなのですが、この出石の歯車は、江戸時代から日本で作られてきた和時計の歯車の歯形で作られているようです。

上田昭夫,渡邉淳,宮嵜美弥子,久保愛三,松岡裕明, 日本機械学会論文集, 83, 847, 1-19, (2017)., https://doi.org/10.1299/transjsme.16-00295

 

関係者:中嶋(NIRO)

2023.08.23  記載:永瀬(県大)

■読売新聞, 読売新聞

読売新聞, “辰鼓楼 国産最古の時計台?”, https://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20230823-OYTNT50045/

2023.08.17  記載:永瀬(県大)

■現地調査(出石)

機械時計の輸送(豊岡市出石振興局から兵庫県立大学姫路工学キャンパスへの輸送)が可能かどうか、機械時計初号機・二号機の実機およびその部品を確認するとともに、辰鼓楼の内部調査を行った。その結果、機械時計の輸送が可能であると判断した。

関係者:辻井、永瀬、盛谷(県大)、山本、迫田(県大・学生)、奥田、村瀬、井奥(但馬技術大学校)、田口、湯口、樫本幸(豊岡市)、徳網、中原、中易、渋谷(但馬國出石観光協会)